不確かなもの
ある時私は私が感じる 特別ななにか これがなんなのか追求したくなり。
占いという方法をとりました。
彼に 「 なにか特別なもの感じませんか?!」 なんて聞けませんし(笑)
それぐらいしか思い付きませんでした。
すると 確かに二人の間に特別な縁はある。
といわれました。信憑性を疑う気持ちもあり、ありとあらゆる鑑定士の方の占いを受けました。
古からの縁がある。魂の結び付きのある縁がある。表現は様々でしたが…
『確かな縁』が存在するようでした。
大好きな人と『確かな縁』があると様々な鑑定士さんに言われたのですから…
それはもう有頂天でしたし、必死でした。
占いによって当時は、心救われ、希望をもつ事ができ彼との幸せな未来を夢みていました。
しかし、占いというのは、ひとつの可能性を導き出しているだけで、その結果に辿り着くまで鑑定士さんが実際に手取り足取りガイドしてくれるわけではありませんよね。
その時の私は、そのような冷静な考えをもてていませんでした。
鑑定の通りに進んでいけば必ず彼と結ばれることができる。と本気で思っていました(笑)
占いという導きにより救われたり、成功されたりされている方々もいらっしゃる事実があるので 占い 自体を否定するつもりはありません。でも私の場合占いにより救われたり、安心できたのはほんの一時的なものでした。
私が行った鑑定は多くの鑑定が相手の思念(心の奥に思う想い)を聞くことのできる。
という霊視能力のあると言う鑑定士さんが多かったです。
妙に信憑性の高いことを言い当てられることもあるので信じきっていました。
彼に会い鑑定内容と現実がリンクしなかったり、なにか不安に思うと再度鑑定を行う。
その繰り返しでした…。
もう一種の病気でしたね。
運命の人に出会ったと思われる方。
または、運命の人の探求をする方は 占い に頼る傾向があるそうです。
それはそうですよね。それ以外に運命の人だと誰かに認めたり、否定してもらう事ってありませんものね。
占いは、その占い師さんには、そのように見えたということである。とある方のblogでお聞きし納得しました。
その占い師さんから視えた人生の可能性の一部分を聞くだけに過ぎないし、不確かなものでもある。と充分に理解していないと依存した自分を悔やむ可能性があります。
またそのように悩みながらも藁にもすがる思いで抜け出せない方や、後から気づく方は決して少なくないそうです。
占いにも色々なものがありますし、否定はしませんが、私に起きた問題これ自体やはり他人軸で生きていたからこそ抜け出せなくなるという問題にいきついてしまったのだと思います。
今では無料のものを参考にする程度にという活用法に決めました(笑)
苦い経験ですが…今思えば…今の私にいたるのに不可欠な出来事だったと思います。
この占いにより、彼への愛の深さをより認識し、今に繋がる道となりました
このあと私は人生の絶望…
人生のどん底を味わうのですが…
この占いにより聞いていた言葉から、blog開設記事に書かせていただいた、
私を救ってくれたある方々のblog
へと辿り着くことができたんです。
ですから、やはり私達に起きるすべての事には意味があり、その時どんなに苦しくても時がたち後から振り返ってみると。
あの時のあの出来事があったから今の自分があり、全てに意味があったんだな。
と気づくのです。