将来
私の将来 未来はどんな未来だろう
10年後私はどんなふうに生きているのかな
今日
父に将来の弟の事を頼まれました。
私には知的障害をもつ弟がいます。
いつかはそんな話をするときが訪れるだろうと思っていました。
母も大病をもち、年齢的にも父も母もいつ何があってもおかしくないから。
と父は言いました。
父の中に
弟の将来について
施設という選択肢はない。との事でした。
押し付ける訳じゃないけれど自分達が弟の面倒を見れなくなった際には、私に頼みたいと。
私にはもう一人弟がいて、その弟が長男ですが…
長男と次男は昔から衝突ばかりして…
長男はハンデのある弟に対しての理解がいまいち足りない部分あり…
ハンデのある弟に対しまともにやりあってしまうのでとても任せられません(笑)
そう思いたくはないけれど…
きっと昔からある実状であると思いますが…
施設での痛ましい事件の報道等
障害者をもつ家族としては、本当にショックなもので
施設内の実状を全て知ることはできません。
障害者と過ごすことは愛のある家族でさえ、
大変な事が多いです。
有り難いと思いながらも
人間同士ですから、正直、合う、合わないもあると思います。
私は、100%施設を信用するというのはなかなかできることではありません。
父もまた同じ気持ちなのだと思います。
私も弟の将来を施設にと思っていたわけでは、ないのだけれど…
一瞬将来に不安もよぎってしまいました。
自分の子供達の事。
弟の事。
私はちゃんとやっていけるのだろうか?
自分の子育てだけでも時に悲鳴をあげてしまうような私が…?
それに子供達は大丈夫だろうか?
思春期や難しい時期に弟のことで子供達への負担はないのだろうか?
きれいごとでは済まない現実もきっとあると思います。
まだどんな道を進むかまでは明確にはなっていないけれど
私は私が生きたい道を、自分が望む生きるという夢は…?とも正直思ってしまいました。
やはり私にはこの家に生まれながらの運命
さだめがあった。と…。
でも障害者として生まれてきた弟にもさだめというものがあり。
弟は重度の知的障害があり、知能としては、幼児の知能なので…
社会に出て自分の生きる道を歩んだり、恋愛したり、結婚したりという私たちが当たり前だと思うような人生の歩みを歩むことはできません。
そして一人で生きることのできない弟にも
幸せに生きていく権利はある。
今までもこれからも家族と共に生きていく権利もある。
私は姉として、人として、一瞬でもその権利を奪いかねない事を考えてしまったこと…
自分の幸せへの不安を感じてしまったこと…
障害者をもつ家族の一員として、反省すべき、恥ずべきことをしてしまいました。
弟と共に自分の望む人生を夢を叶えればいい。
この先、子供達も成長していくうえで、大変だと思うこともいつか起こるだろうけど…
子供達はきっとわかってくれます。
そして主人もまたきっとわかってくれると思えます。
受け入れてくれるだろうと思える。
そんな家族をもてたことに感謝しなくては(笑)
10年後も
幸せな未来を
希望溢れる未来を
歩んでいることを願って✨