真実の愛
彼に会いたくても会えない
心から安心することのできる彼の声を聞きたくても聞くことはできない
彼の姿を…後ろ姿でさえも探すことのできない現実になり…
再び会える日を信じて前向きになっては…
また溢れる涙を流してと…
前進し成長していると思っては…
彼への強い想いに引き寄せられ
またネガティブな思考に心を沈められる
その繰り返しだった。
それでも希望の光を見つけたから…
光に近づくことができるように…
ネガティブな闇の世界に引きずり込まれないようにと必死だった。
光とは愛の学びについて
現実に隣に彼がいなくても…
彼を思い続けていたい…
心の中でいつまでも彼を愛し続け
彼の幸せを祈っていく事が私の幸せだった。
彼の幸せを祈れるのは彼と出会えたからこそと 出会いに感謝した。
毎日学ぶこと 学び吸収する事がとても多かった。
一日一日がとても長く濃厚な時間。
彼に会えなくなってまだ○日しかたっていない。と指折りながら…毎日できる限り学ぶことに時間を注いだ。
夢中になれたし、学べば学ぶほど自分の気持ちも軽くなっていくように感じた。
真実の愛
それは無償の愛 見返りを求めない愛
彼が隣にいなくても、たとえ会えなくても声を聞くことができなくても
ずっと心に彼を描いていたかった。
そして変わらずに愛していたかった。
これから先もずっと…
そんな私には 真実の愛の学びが必要だったのだ。無償の愛の学びが…
見返りを求めながらの愛
では辛さも伴ってしまうから…
リアルな世界でなにひとつ
愛を伝える手段もない そんな私は
“ただ彼を愛していられる”
“それだけで幸せ”
という自分でいられるための学びが必要だったのだ。
この時はまだスタートラインに立ったばかりで…
学ぶことを続けていく中で、色々な思考に自問自答し、葛藤や心境に変化があり、今の私に至る。そしてこれから先も葛藤や心境の変化は学ぶことの中で繰り返されるだろう。
スタートライン地点で心に深く刻んだ
彼への無償の愛
側にいなくても胸の奥で静かに彼を愛し続けたい。その想いは今も変わらない。
毎日彼の幸せを…
今日という1日を彼が愛に包まれ穏やかな日を送ってくれているように と願っている。
そのような日々を送るようになって
私にはまた不思議な事が起きていった。
毎日子供を園に送りながら、買い物をしながら「彼は元気かな?」と彼のことを思い出すと ふわっと 彼の香りに似た香りを感じるようになった。
最初はパニックになりそうになった。
「えっ!?この香り!!」と思い彼の香りに嬉しい思いと、このような偶然がまた起きた!!と驚いていた。
最初は 「思い過ごしよね。」 とただの偶然だと思っていたが…
彼を思い出す時と“この香り”を同時に感じることがとても多く…
それからは、偶然ではなく、 意味があるのかもなぁ~ なんて思うようになっていった。
今でも“この香り”を感じることはある。
でもこの頃は特に頻繁に“この香り”を感じていた。
「心は彼といつも一緒だ。」そう思うことができた。
現実的に考えて 洗濯の洗剤、柔軟剤の香りなのだろう。と思い…洗剤売場でこの香りを探し求めるも…
今だ“この香り”を見つけられていない。
本当は大好きなこの香りを自分にまといたいのだけれど…
売場で見つけられない間は、香りを感じては「ありがとう」と彼を感じられることに感謝していこうと思う。
こんな風に素直に奇跡のような物事を受け止められるようになったのも…
この時自分に向き合い、自分を愛していくことを実践していたからだと思う。
自分の心が喜ぶことをする。
自分を認め、自分が自分を愛し、自分と対峙することで、これまでよりも豊かな心をもてるようになっていたからだ。
自分の周りに存在する自然への有り難みや
自然界からの恩恵
普段当たり前のようにあった自然に対しても見方や感じ方が変わってきている自分がいたから、目に見えない奇跡も信じられるようになっていた。
奇跡は存在し、見えない世界からのサポートやメッセージだと思うようになっていた。
この後巡り会った本の中に
精霊からの合図という文があった。
精霊からの合図は、時に音楽、香り、風、等の五感で感じられるもので送られることがあると書いてあった。
私が感じた“彼と同じ香り”もそのような合図なのかもしれないと、その本を読み強く頷いた。