夫婦の歯車がずれて
女としての存在価値を無くした私は家庭での存在意義までも徐々に見失っていきました。
やはり子育て真っ最中の頃の夫婦には、お互いを支え合う愛情がなければ…
時間の経過と共に、全てにおいてうまくいかなくなるのかもしれません。
少なくとも私の場合はそうでした…。
大変だね、お疲れ様。と
社会で仕事してきたことへの労いの言葉
大変だね、お疲れ様。と
家庭内での仕事への労いの言葉
愛情がないと、そんな夫婦としてのやり取りさえなくなっていました。
子育ての疲れを話しても思うように理解されずただの愚痴に聞こえていたのかもしれません。
勿論母ですから、子供達には必要とされていますし、毎日ママママと子供達にせがまれていました。
それを嬉しいとは思えない自分になっていました。
下の子は2才。男の子ので甘えん坊で泣き虫で毎日本当に身も心もクタクタでした。
毎日毎日大声で泣き、抱いてあやすも泣き止まず…
近所のおばさんに
男の子はダメだねー。よく泣いてるね。甘ったれな顔してるもの。
なんて嫌味を言われてしまうほどでした。
娘も6才になるまで一人娘だったので、当時8才でしたが何一つ自分でできず…
いっぱいいっぱいの私は娘にきつく当たってしまっていたと思います。